背景 背景

2019.12.21

僕がスマホ時代に、埼玉県さいたま市の大宮でフォトスタジオを作ろうと思った理由

イルミネアの比呂です。
さて、予約開始から数件お知り合いからご予約いただいたものの依然として開店休業が続いております。
いや、わかってたから!大丈夫問題ない。まだ焦るような時間じゃない!
今日は斜陽産業とも言われているカメラ・写真業界で、なぜ今独立したのかを書いていきましょう。

埼玉県のさいたま市大宮で撮影スタジオをやっていけるのか?

自信はありません!でも、よく聞かれるんですよ、「なんでフォトスタジオを作ったんですか?」「なんで都内じゃないの?」って。やっぱりビジネスや娯楽の中心は東京だし、都内にスタジオを構えたほうが集客できるのではないか?と勿論考えました。
ただ、今の自分の立場や向き合い方の違い(下記記載)で東京にスタジオを構えても結果は変わらないと思ってます。
なので自分が撮ってお金を稼ぐだけのビジネスモデルに固執せず、以前より気になっていたコスプレ撮影やポトレ撮影をする場所が提供出来るフォトスタジオとして始める事にしたのです。

そもそもカメラマンと役者は誰でもなれる!

俗に言うカメラマンとして商売をしていくのに必要なルートを通っていないんです。
今、個人でカメラマン(フォトグラファー・写真家)として第一線で活躍している人のプロフィールを拝見させて頂いても、
○○芸術(美術)大学を在籍中に海外に留学○○を学ぶ、大学を卒業後出版社を経て都内○○スタジオにて○○氏に師事、後に独立。
○○大学を卒業後、広告会社勤務在籍中に写真活動を継続し、○○コンテストを始めとする数々の賞を受賞、後に独立。
これ多くないですか?のらりくらり生きてきた自分にはちょっとむずかしいですね。
そして、賞レースね!落選するの怖いですもん!ドキドキしちゃう!そもそも写真を始めたきっかけが仕事の一部だった僕には賞レースを勝ち抜いて仕事を得る、という考えはありませんでした。
ちなみに、今、高校生だったら間違いなく上記黄金ルートを目指してるはずです、でもきっとお勉強が出来ない僕は挫折をしているでしょう。

Model:橋本聖子@_seikohashimoto

そもそも写真に対する思いが少し特殊なのかもしれない

美しい写真、感銘を受ける写真、優れた技術が見てわかる写真、独特な世界観を感じる写真、今挙げた以上に「写真」には色々あると思っています。
その中で「誰かに喜んでもらえる写真」が撮りたい。
少し話がそれるが、美容学校に通っている時も、学校の先生や同級生は「コンテストに入賞」をなにか目標に掲げている節があった。
勿論、そういうところからメイク・ヘアメイクアーティストへの華々しい道が開けるのだからすごいもんだ。
でも僕は違った。普通に「髪の毛を切るのが好きだった」、想像するのは町のパーマ屋さん、床屋さんだってよかった。しかし、髪の毛を切る仕事をするのには資格が必要だった、だから入学した。
しかし、学校の授業や試験ではアーティスティックなカットやヘアセットをする生徒が評価されていた。業界をしらなかった僕が悪かったのです、当時は「いやいや、そんな髪型、この代々木のビル風吹いたら崩れて台無しですよ」そう思ってました。
だもんで、2年時にはモチベーションはゼロになり結局美容師の資格試験は受けなかった。
というように、という表現が正しいのかわかりませんが、同じ業界でも仕事の成果物は色々違うって事。

だから僕は地元埼玉(さいたま)でフォトスタジオを始めた。

ここ数年、仕事で全国各地さまざまな街にいく事が多かった。
どこの街も元気だったんです。その街が好きで住んでいて、魅力を発信する事になんの躊躇もなくて、もちろんその街は魅力的でした。
埼玉は近年、自虐ネタでちょいちょい話題になる事が少なくない街ですが、結局は東京の隣接県で、仕事をするのも遊ぶのも東京、埼玉には寝に帰るだけ。
僕もそうでした、仕事の同僚や友達は皆都内に住んでいましたし、集まってお酒を飲みに行ってもJR埼京線の終電に間に合わせるように途中で帰る事がほとんどでしたよ。
そんな東京かぶれな生活をしていたからか地元が好きじゃなかったんだと思います、地元に友達はいませんし、人付き合いが苦手な僕はコネもないわけです。
それでも人間生きてるのであれば何かを作り上げなければならない、それがどんなものであっても「これは僕が作りました」って胸張って言いたい。
ここまで見栄ばっかり張って失敗を避けて生きてきたので、結果これで失敗しても誰に責任をとってもらえるわけでもなく、「失敗しました」って言わなきゃいけないでしょう。
そうならならい為にも、ちょっとづつでも人付き合いを大切にして、今まで好きじゃなかった地元を大切にしたいなって。だって好きじゃないけど違う土地で生活するイメージが出来ないんです。
嘘や見栄で塗り固めた自分がどこまでかっこ悪く泥臭く生きる力を持っているかの挑戦。そう思ってやることにしました。

カメラの販売台数が年々少なくなっているが!?

みたいですねぇ、スマートフォンのカメラ性能がすごいんですよね?僕はiPhoneSEを修理と買い替えで3台使うユーザーなので羨ましいです。
SNS時代、スマホで撮ってすぐポストする時代です、写真館に行って、現像液にひたしてなんて待ってられない!
そう思って、僕は即日〜一両日以内に写真をお渡ししております、無理な量でもセレクトだけは当日にしてお見せ出来るようにしてます。
それに、スマホのカメラ性能がよくなるのと比例してカメラメーカーも性能を上げてきておりますので大丈夫です。
iPhoneのポートレートモード?以前、どこかのメーカーの見比べてどちらがiPhone撮影なのか!?って記事を見ましたが、見分けつくのですよ。
ネタ記事だろうから細かいカメラの絞りとかISOとか載っていない記事で、構図も違ってたので比較に鳴らないと思いますけど…
大丈夫カメラメーカーはカメラメーカーのプライドがありますから。
見方を変えれば、みんなスマホ画像で、その中でこだわりのカメラ写真が出てきたら目を引くんじゃないかな?
なのでSNSブームでカメラ爆売れ!より良かったです。

と、いうことで。
文字ばかりの投稿になってしまいましたが、ここまでお付き合いありがとうございました。
結果、会社組織から外れて、何をするにも自己責任。こうやってブログを書いていても僕が仕事だって思えば仕事ですし、なんならお酒飲みながらだって良いんです。
ただただ、銀行の預金残高が減っていくだけですから 笑
近日中に税務署に行って色々と手続きしないとです、そういうのも赤裸々に記録していこうと思います。

一覧へ
お問い合わせ背景画像 お問い合わせ背景画像

Reserve

ご予約

スタジオのレンタル・出張撮影などお気軽にご予約ください。

お問い合わせはこちらからお願いします。