2019.12.26
【雰囲気レビュー】スタジオイルミネアおすすめレンズ(Planar T* FE 50 mm F1.4 ZA SONY E-Mount)
イルミネア比呂です。
一眼レフカメラをお使いの皆さん、自分の大好きレンズはありますか!?
今日は僕のオススメレンズ(SONY E-Mount)を作例を交えてご紹介します。
もくじ
Planar T* FE 50 mm F1.4 ZA
初めての単焦点に50mmのレンズを選ぶ人は多いかもしれません。
僕もそうでしたし、それが良いと思ってます。
最初に言っておきますが、このPlanar T* FE 50 mm F1.4 ZAは最初の単焦点レンズとしてはオススメ出来ないかもしれません、なんと言ってもお値段が張りますからね。
ただ、ひと味違う写真を撮るんだ!って方は是非手にとって欲しいレンズです。
ちなみに、なぜ50mmのレンズが標準レンズと言われるのかは「人の視界に近い」など諸説あるようですが、各メーカー廉価な50mmから高価な50mmとラインナップも豊富で中古のレンズもかなりの数が出回っているので入手しやすいレンズだと思います。
イルミネアはちいさなフォトスタジオなので、当スタジオでもベストな焦点距離だと思います。
Planarの名を冠したCarl Zeissの名レンズ
本来ならここでレンズの歴史やら設計だとか性能の数値をつらつら書くのでしょうが、どうせコピペになってしまうのでやめますね。
ただ、「Planar=平面・平坦な」という意味だそうですが、僕には平坦な写りにはみえませんね。
ちなみに、F値は開放1.4なのでピント面は薄いです、ピント合わせてシャッター切るまでにもたもたしているとまぁピント外しますね。
そういうときは追尾AFにしましょう。
F4.0でもパキッと写り、F5.6まで絞るとそれはもうハッキリクッキリ写ります。びっくりします。
中央から端まで平面にとらえて破綻なく平坦に写るっていうなら納得できますね。
線が細く、逆光にも強い!頼もしいレンズ
皆さん、逆光は好きですか?僕は大好きです。超好きです。
ただ、太陽のような大きい(強い)光源を画角に入れようとするとどうしてもコントラストは下がりますし、フレア・ゴーストがでますよね。
Planarさんはその逆光にも強いんです。
太陽を画角に入れても強烈なフレアもゴーストもまぁわからない程度に写ります。
コントラストの低下も雰囲気良く写るのでメリットとしてとらえてもいいのではないでしょうか。
電球のシェードにスタジオ内が写っているのですが、線も細く繊細に写る気がします(正直この辺はPCで拡大して見ないと感動は伝わらないですね)
ただ、細かいところまでちゃんと写るんだぜ!写り込みまで気をつけろよって言われているようですね(笑)
Planar T* FE 50 mm F1.4 ZAの弱点?デメリット?
冒頭で値段に触れましたが、個人的には値段よりもレンズのサイズ(大きさ・重さ)だと思います。
他の50mmレンズと比べると大きいですし、重いです。
これはF値が1.4という明るさとトレードオフでしょ?って思うところですが、もう少しコンパクトで軽かったら最強なのに!って思うときが多いですね。
そして、AFがまあ遅い部類です。
モデルさんによってはポージングのテンポにAFのテンポが合わない時があります、ちなみに僕はテンポや空気を大切にしたいのでそういう時はテンポに合わせてシャッター切ってしまいます。
この辺はまたゆっくり記事にしたいですね!
最終的にどこに重点を置くかによって評価は変わる。
結局は値段だよ、いやいや写りでしょ?とんでもない、バランスさ!
人の価値観は人それぞれ、そう言ってしまったらおしまいなのです。
ただ、この記事をここまで読んでくださった方には自信を持ってオススメしたい僕の大好きなレンズです。
重いし、AFは遅いほうでしょうし、なんなら今どきAF駆動音もしっかり聞こえるし、一時期不具合(メーカー対策済み)があったりしたけれど、
「さて今日の撮影、どうしようか」っていうときに真っ先にマウントするレンズになってます。
皆様も機会がありましたら是非お試しくださいね。
そして埼玉にお住まいの方は是非、スタジオ撮影はイルミネアで!僕は基本ぼっちでカメラの勉強をして撮影をしてきたので仲間が欲しいです(切実)
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